阿月の古家
「面倒見れないからもらってくれないか?」と声がかかり譲り受けた、おそらく築80〜90年くらいの古家です。屋根は一部が崩れ落ちて雨が漏る状態、部屋には30年前の家財道具がそのまま放置されていました。3人でゴミ片付けから始まり、構造の補修、瓦土葺きぶき、水廻りの解体、離れの解体、アプローチ道路の整備、から始まって丸4年、床が貼れ、電気水道ガスのライフラインを整備してやっと人が住める状態になりました。あとはここにK君が住みながら、必要に応じて少しずつ手を加えてゆくことでしょう。K君はうちにきて9年目の大工です。(2019年)